論理的とは【筋道立っていること】です。
論理的であることの構成要素は様々ですが、
一番の要素は、理由づけが明確であることです。
「Aです。なぜならば、Bだからです。」
というイメージです。
もちろん、
この理由づけが突拍子もないものであれば、
一見論理的でも、論理が飛躍します。
なので、理由づけ自体も妥当である必要はありますが、
ひとまず、「なぜならば」を常に意識するようにしてください。
さて、
「論理的」であれば、
- 未知のものへの回答が出しやすくなる
- 説得力が増す
- 騙されにくくなる
といった、メリットがあります。
特に、少なくともビジネスの世界においては、
論理的であることが非常に重要です。
非論理的であると成果も出ず、
相手にされないことも多いため、
必ず身につけるべきスキルです。
ただ、
注意しなければいけないのは、
人間はそもそも論理的な生き物ではなく、
感情を優先するということです。
他の生き物とは違って、
人間は感情のままに行動したりはしませんが、
それでも、本来は論理よりも感情が優先されます。
人間は本来「論理的に考えるのは苦手」なのです。
逆に言うと、論理性とは生まれつきのものではなく、
後天的に身につけられるものです。
向き不向きはあるにせよ、
トレーニング次第で習得できるスキルです。
したがって、今現在
「論理的とか、苦手・・」
と思っていても、心配する必要はありません。
トレーニングして、身につけましょう!
なお、
「論理的であることが最も優れている」
「論理的でない人は劣っている」
と、言うつもりはありません。
あくまでもビジネスにおいて必要なスキルではありますが、
ビジネスだけが人生じゃありませんのでね。