「頭の良さ」とは、なんでしょうか?
言い換えると、「頭の良さの定義は?」
という話です。
頭の良さには、
記憶力、計算力、発想力、論理力・・・
と、様々な種類があります。
見たものをすぐ記憶できたり、
難しい暗算ができたりすると、
いかにも頭が良い!という気がしますが・・
我々はあくまでビジネスで成功したいわけですから、
「ビジネスで使える頭の良さ」を身につけましょう。
オススメは、「論理的思考力」と「問題解決力」です。
トレーニングで伸ばせて、ビジネスで使えるからです。
一応復習ですが、
- 論理的思考力=筋道立てて考えることができる能力、
- 問題解決力=現状と理想のギャップを埋める能力
です。
論理的思考力と問題解決力については、
これまで何度も説明してきました。
この2つは、優先して身につけましょう。
もう一つオススメは、「メタ認知力」です。
これは、自分自身を俯瞰して見る能力のことです。
例えば、イライラしている時に、
イライラした状態のまま行動するのではなく、
- 自分はイライラしている
- あの時の、あの人の言動が原因だな
というように、自分を客観的に、
第三者視点で見るといった能力です。
これができると、感情のコントロールができたり、
自分の発言により相手がどう思うか、など認識できます。
自分の感情のままに行動するのと、
感情をコントロールし理性的に行動する、
どちらがビジネスで上手くいくかは言うまでもないでしょう。
メタ認知力についても別の機会で詳しくお伝えします。
さて、頭の良さという話になると、
「自分は頭が悪いから」
と言う人がいます。
無意味なのでやめましょう。
それを聞かされた相手方としても、
「そんなことないですよ・・」
と否定するのも面倒ですし。
そもそも、論理力や問題解決力などは、
トレーニングで鍛えられます。
なので、不足しているのであれば、
トレーニングすれば良いのです。
それを「自分は頭が悪いから」で片づけるのは、
ある意味、努力をしたくない言い訳でしょう。
足りないのであれば、
どうすれば良いか?
何が必要か?
どのようにトレーニングするか?
を、決めて行動すれば良いのです。
自分は頭が悪い、なんて自己評価はやめましょうね。