今回は分かりやすい文章を書くコツについて。
私は「文章の書き方」について正式なトレーニングを受けたことはないので、
あくまで自分の経験・主観レベルであることはご了承ください。
ポイントは、以下の3点です。
- 一文を短く
- 箇条書きにする
- 接続詞を意識
解説します。
1.一文を短く
会話もそうですが、何せ一文が長いと分かりにくいです。
短くしましょう。
例:
今日は7時に起きて、いつもの電車に乗ろうとしたら事故で遅延していて、
会社のある駅に着いて「このままだと遅刻だ」と思ったので
仕方なくタクシーに乗ろうと思ったらタクシーが一台もいなくて、
どうしようかと思っていたら車通勤の同僚がたまたま出勤中で通りかかったので
同乗させてもらって何とか間に合いました。
↓
今日は7時に起きました。
いつもの電車に乗ろうとしたら事故で遅延していました。
会社のある駅に着きましたが
「このままだと遅刻だ」
と思ったので、仕方なくタクシーに乗ることにしました。
しかし、タクシーが一台もいませんでした。
どうしようかと思っていたら、車通勤の同僚がたまたま出勤中で通りかかりました。
そこで、同乗させてもらい、何とか間に合いました。
※まあこれはちょっとやり過ぎ感はありますが、
分かりやすい例にするためにあえてです
2.箇条書きにする
文章で書くよりも、箇条書きにしたほうが整理されて
理解しやすいことが多いです。
例:
3月20日18時懇親会を行います。
会場は〇〇亭で、参加費は5,000円で、当日徴収します。
当日は時間厳守でお願いします。
参加する人は3月10日までに出席の旨を連絡してください。
↓
下記のとおり、懇親会を開催します。
参加する人は3月10日までに出席の旨を連絡してください。
日時:3月20日18時※時間厳守
会場:〇〇亭
参加費:5,000円※当日徴収
3.接続詞を意識する
接続詞とは、
「しかし」「例えば」「なぜなら」
といった、前後の文をつなぐ言葉です。
接続詞は、話の展開を表します。
接続詞があることで、
「この後、話の展開がこうなる」
と事前に分かり、理解がしやすくなるのです。
例:
論理的な思考は重要です。
【しかし】、いつでも論理的に行動すれば良い、というわけではありません。
【なぜなら】、人間は元々論理より感情を優先する人間なので、
論理的な言動に対して必ずしも良い反応をするとは限らないからです。
【例えば】、上司の言うことが論理的で正しいことであっても、
理詰めであれこれ言われたらうんざりしますよね?
【このように】、論理は重要ではありますが、
使い方やタイミングによっては人間関係に悪影響を及ぼしますので、
注意してください。
いかがでしょうか?
分かりやすい文章のコツはもちろんこれだけではありませんが、
まずはここから意識してみてください。
今日の課題:
- 一文を短く
- 箇条書きにする
- 接続詞を意識