凡人が優秀な人に負けない武器を手に入れるためのメルマガ登録 詳しくはこちら

努力重視か、成果重視か

  • URLをコピーしました!

「頑張ったことを褒められるのは学生まで。

社会人は成果を出さないとダメ。」

こんな話聞いたことありませんか?

あなたが経営者や上司、あるいは親だとして、

従業員や部下、子供の褒めるべきポイントは何だと思いますか。

努力を褒めますか?

成果を褒めますか?

結論としては、

「正しい行動」

を褒めるべきです。

「努力を褒める」のとはちょっと違いますね。

まず、成果を褒めるパターン。

もちろん、正しい行動をして成果も出れば、それは素晴らしいです。

ただ、成果だけにフォーカスすると、

  • 手段を問わず成果だけ出せば良いと価値観になる
  • 成果を出していない人は価値が無いと考えるようになる
  • 成果が出なくなるとやる気をなくしていく

という問題が起きます。

もちろん会社としては利益を出してくれる部下はありがたいですし、

親としても子供がテストで良い点をとってくれるのは嬉しいでしょう。

しかし、「成果」だけを見ると、前述のようなデメリットがあります。

これに対して、「正しい行動」に着目してみます。

評価するのは、「正しい行動ができているか?」です。

結果は関係ありません。

正しい行動をしたことを褒めれば、

部下にせよ子供にせよ、

「その行動をすれば認められる」と認識し、継続してくれます。

正しい行動を続けてくれる部下や子供になってくれる、

このほうが望ましいと思いませんか?

※念のため補足ですが、「正しい行動」とは、

倫理的に正しいとか人として正しい、という意味ではなく、

「とって欲しい行動」「望ましい行動」のことです。

ただ、あなたは

「行動は正しくても成果が出ないと意味ないのでは?」

と考えるかもしれません。

まず、仕事において正しい行動をしているのに成果が出ない。

これは、部下の問題でしょうか。

行動が正しいのに成果が出ないのは、会社の問題ではないでしょうか。

従業員が成果を出すための仕組み、マニュアルなどが無いということです。

責められるのは、会社のほうです。

勉強やスポーツで成果が出ないのはどうでしょう。

やり方が合っていない(正しい行動になっていない)かもしれないですし、

あるいはそもそもその人の能力の限界かもしれません。

能力の限界を超えた成果を求めるのは間違っていますので、

結局はその人の問題ではありません。

以上、「成果」ではなく「行動」にフォーカスしましょう、という話でした。

最後に、「努力」にフォーカスするのではない、ということをお伝えします。

もちろん努力する姿勢自体は素晴らしいのですが、

努力の方向が間違っていることもあります。

正しくない方法をひたすら努力しても、より悪化していくだけです。

そういう場合は、やはり正しい行動に修正して、

それを継続できるようにしてあげる、ということですね。

今日の課題:

成果ではなく正しい行動を褒めてみる

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次