私はこれまで多くの本を読み学んできましたが、
最も影響を受けた本を一冊選べ、と言われれば、
D・カーネギーの『人を動かす』を挙げます。
これ、『人を動かす』というタイトルですが、
「人を思い通りに操る」本ではありません。
本の中には、
人を動かす30の原則や、
沢山のことがが書いてあるのですが、
その中でも私が心がけているのは以下の3つです
(というか他のことは覚えていない)。
- 犯罪者であっても自分は正しいと思っている
- 人は自分のことしか興味がない
- 相手を打ち負かしても得るものはない
そもそも、
他人は自分の思い通りになんてならないし、
自分のことしか興味がないというわけですね。
ちなみに、頭が良いと自負している人は、
特に「3.相手を打ち負かしても得るものはない」
って部分は要注意ですね。
仮に正論で相手をねじ伏せても、
相手が心から納得していなければ
恨みを買うだけです。
この辺りを理解できるようになると、
「私自身がどう」ではなく、
「相手にとってどう」という視点で、
日々の言動ができるようになってきます。
そうすると、
相手と良好な関係を築けることが多いです。
まあ、もちろんいつも完璧にできるなんてことはなくて、
反省することが多い日々です。
それでも、自分の中で行動指針があれば、
それに沿って日々思考や行動できるように心がけることができます。
その意味で、この本は私にとっての最重要な一冊です。
今日の課題:
D・カーネギーの『人を動かす』を、
読まなくても良いので、まず購入してください。
行動は、小さな一歩から。