何をするにも、
「目的」=「ゴール」が重要です。
そして、「目的」を達成するために「手段」があります。
あくまで、目的ありきです。
例えば、
「HP作ったほうが良いですか?」
と質問されることがあります。
もちろん、無いよりはあるほうが良いですが、
ここで私は、よくこのような問答をします。
〇私
「HPを作る目的は何ですか?
HPを作って得たい成果は何でしょうか?」
●相談者
「うーん、お客さんが増えると思って・・」
〇私
「お客さんを増やしたい理由は何でしょう?」
●相談者
「売上を上げたいからです」
〇私
「お客さんが増えれば、その分売上が上がりますか?」
●相談者
「いや、今スタッフが足りないので、
お客が増えてもこなせないです。」
〇私
「そうすると、課題は今すぐにお客さんを増やすことではないですよね。」
●相談者
「そうですね。
スタッフを増やすなり、効率的に仕事できるようにするのが先ですね。」
〇私
「もし求人をするとしたら、求職者は必ずHPを探しますから、
求人に効果的なHPは作ると良いでしょうね」
てな具合です。
HPを作るという結論は同じですが、
目的を明確にしたおかげで、
作るべきHPは全く違うものになりました。
また、
新しく始めることだけでなく、
長年疑問を持たずにやってきた仕事、
なんとなく日々やっている仕事は、
目的を見失っているケースがあります。
手段の目的化と呼ばれるものです。
「今やっている仕事の目的は?」
そう問いかけてみましょう。
もし、目的がわからなくなっているなら、
いっそのこと、やめた方が良いこともあります。
手段と目的を日々意識すれば、
余計な仕事を減らすことにもつながります。
今日の課題:
日々やっている仕事の目的を明確にし、
目的が不明なものはいっそやめましょう。